近年では、子育て世代でも共働き家庭がとても多くなりましたよね。
保育園では、基本的には両親が働いているご家庭のお子さんが多く(保育にかける子どもを保育する場所が保育園なので、就業以外のご家庭も中に入ましたが、9割以上は、保育にかけるという理由が就業のためという方が利用されていました)
その為、働きながら、子育てをしているお母さん方がたくさんいらっしゃるとおもいます。
保育園に来ている方の中には、
朝早くから夕方の遅くにしか迎えにこれないという子も多く、夏場はまだ、お外が明るいのでいいのですが、冬場になってくると、
お外が真っ暗に・・・
そうなってくると、夕方お迎えが遅い子供たちは、ドンドンとお友達が返っていく姿を目の当たりにし、仕方のないこと、とわかっていながらも、少し、心細そうにしている子どもが多くいました。
働きながら、子育てをしていくということは、なかなか容易なことではないと思います。
フルで、正社員として働く方、
パートなどで働く方、
働き方は様々ですが、子育てと仕事を両立していくため、
小さいお子様をお持ちの方に会社に申し出をすることによって得ることができる制度があります。
しかし、その制度、出産したからといって、当たり前に知られている制度でもなく、
会社側が、教えてくださることも、きっと少ないと思います。
また、前区者の方がいらっしゃったら、取得もしやすいかもしれませんが、
第1号となってしまったら、なかなか取得しずらく、また、やっかみなどで、
仕事にいずらくなってしまう・・・
なんてケースもあるかもしれません。
私自身の経験ですが、会社で初の時短勤務取得をしました。
すると、
”私たちの時代はそんなのなかった甘えてる”
”仕事をなめてる、責任感もない”なんてとてもひどい言葉を浴びせられてしまいました。
その為、私は、もうこの職場はいいかな。と思い、退職を決意しました。
このように、上司や同僚からハラスメントを受けてしまったり、
または、上司に、制度の取得を申請したにもかかわらず、
無視されてしまった、効いてもらえない、受理してもらえない。
というケースも中にはあるようです。
しかし、こういった言葉を、権利を主張した方に言うということ
また、制度を使わせないようにする行為というのは、違反で、そのようなことを言われてしまった場合には、きちんと、だれになんと言われた、また、日時をしっかりとメモしておいて、労働局のほうに申し出ると、守ってくださるので、
”こんな風に思われてしまって・・・
やはり、時間短縮勤務をしっ得することは迷惑なんだ・・・。”
なんて思って、時間短縮の取得をあきらめないでくださいね!!
子どもさんを育てるということは本当に大変です。
また、子どもとの時間を大切にしたい。
という考えのもと取得を希望してくださいね。
それでは、ここで、子育て世代が取得することができる、
権利をご紹介していきます。
【子育て世代が取得できる権利をご紹介!!】
〇生後1年を満たさない子を育てるお母さんだから、、、。
生後1年を満たさない子を育てるお母さんは、1日2回少なくとも30分ずつの育児時間を請求することができる。
〇産後1年を満たさないお母さんには、、、。
産後1年を満たさないお母さんは医師からの指導があった場合には、健康診査にひつようなじかんを確保する申請をすることができる。また、健診結果により、医師からの指示があった場合には、母性健康管理措置を受けることができる。
〇産後1年を満たない女性には、、、。
産後1年を満たない女性には、妊娠中と同様に、時間外・休日労働・深夜業の制限、変形労働時間制の適用制限が適用となる。
〇子どもの看護休暇を取得できる。
小学生入学全のお子さんをお持ちの保護者の方は、会社に申し出ることによって、年次有給休暇とは別に、1年間につき、1人なら5日2人以上ならば10日まで、病気やケガ・また、健診等の子供の看護のための休暇を、1日もしくは半日単位で取得することができます。
〇短時間勤務制度を活用する。
会社は、一定条件を満たす(会社によって条件は違うかと思います。雇用形態によってということです)3歳児未満の子供を育てているお父さんとお母さんに、短時間勤務制度(1日6時間)を申請された場合、設けなければいけません。また、3歳児未満の子を育てているお父さんお母さんに所定外労働をさせてはいけません。(会議や研修などで夜遅くまで残らなければいけないことってあったりしますよね。そう言った場合に、預け先がなかったりした場合に・・・預け先があったとしても申請してもいいのですが、この、制度を利用させていただいても全然かまいません)
〇残業時間を把握する。
会社は、小学校入学全のお子さんをお持ちのお父さんお母さんから請求があった場合、1か月に24時間1年間に150時間を超える時間外勤務をさせてはいけませんまた、深夜(午後10時~午前5時まで)に働かせてもいけません。
【最後に】
いかがでしたか?
様々な制度はありますがまだまだ使いずらかったりします。
しかし権利ですので、
使っていいんですよ。
会社側からは教えていただけないことも多いので、自分で調べておきましょうね。
また、上記の制度や取得に関しては、自分の職場の経験をもとに記しています。
ご自身の職場や状況に応じ必ずしも適応できない場合があるとおもいますので
その点はご注意くださいね。
では、ガンバって子育てと仕事をして充実したlifeをおくりましょう!