十人十色!幼稚園時代の悩みを解決する方法を紹介

子育て

我が家の下の娘が幼稚園を卒業して早数年。

いまになれば「あんなこともあったなあ」と思い出になった幼稚園生活。

でも、誰よりも不器用で面倒くさがりやなわたしに何の悩みもなかったはずはなく…

二人の子どもを卒業させる6年間にいろいろな悩みも抱えてきました。

順風満帆とはいかずとも、それなりに幼稚園生活を乗り切ったわたしの悩み解決法。

今回はそんなお話をしていこうと思います。

幼稚園入園、思いがけずに増える悩み!?なぜ?

子どもとべったりだった2.3年を経て

やっと始まる幼稚園生活。

自分の時間が取れるよおうになって嬉しい反面、初めての経験に不安もありますよね。

ただでさえ緊張するのに、子どもが幼稚園に上がった途端に一気に増える悩み…

小さなことから時には大事になることも!?

わたし自身の体験を例にどんなことがあるのかをみていきたいと思います。

手作りの持ち物こそ親の愛情!?

幼稚園の入園が決まり、わたしがまず最初に当たった「幼稚園の壁」がこれでした。

娘が通った園は「手作り主義」の幼稚園。

お母さんたちの愛のこもった手作り手提げバッグに、手作りの上履き入れ、果てはまさかの手作りスモックまで!!

雑巾ならなんとか家庭科でやったのも覚えているからまだしも…

いやいやミシンさえ持っていないわたしにどうやってスモックなんてものを作れと!?

しかもかぶりじゃなく前開き!?

それってもう洋服の域じゃない!?

という恐ろしいオーダーのある幼稚園でした。

そう、わたしは幼稚園という場所に行く前、準備から既に悩まされたのです。

〈解決法〉

でも、入る前からそんなこともあろうかと、わたしはリサーチを怠りませんでした。

この恐ろしいオーダーに対応できるもの

「はい!外注!」

実は調べていくうちに分かったのですが、新しいミシンの購入費、生地などを選びにあちこちへ行く交通費や生地代などを考えてみたら、意外と外注でもとんとんなんです!

このご時世、困ったときはネットさま!!

探してみると、あるわあるわ、可愛い手作りサイトさまさま。

手作りサイトやハンドメイドアプリを総動員させ、予算内でおさめました!

もちろん、生地を子どもと一緒に見に行ったのよ、なんて素敵なハンドメイド大好きママさんも

たくさんいらっしゃいました。

でも、ハンドメイドサイトを娘とサーフィンするのも、一緒にショッピングしている感覚でとても楽しかったのを覚えています。

手作り=母親というイメージはもう古いのかもしれませんね。

急激に増える悩みはなぜ?

このように入園前と入園後では、いままで考えなくても良かったような悩みが急に増えるものです。

それはひとえに環境の変化によるものです。

わたしと赤ちゃんの二人だけだった世界が、突然わたしたちと、ほかの親子たち、先生方と広がりを見せるからに他なりません。

世界が広がるということは、初めての経験が増えるということ。

誰しも初めてのことには不安や悩みはつきものですよね。

しかも幼稚園となるとその悩みはわたしだけのものでもなく、子どもだけのものもない。

時には家族までも巻き込むものだったりもするのです。

お友達関係、ママ友関係、先生との相性、子どもの怪我など、小さな大人社会のような悩みも出てきます。

でもどれも初めてだからこそ陥る悩みなのです。

それでは次から悩みを具体的に解消していきましょう!

悩みの種類は十人十色

幼稚園時代の悩みは十人十色。

いえ、それは親子での悩みにもなるので倍!

言ってしまえば二十人二十色!

乳児期より、小学校より、一番親子揃って悩むことが多い時期といえます。

それは、子どもの悩みでもまだまだ子どもひとりで解決するのは難しいからです。

では、幼稚園時代の悩みにはどんなものがあるでしょうか。

シーン別にみていきましょう。

お友達関係

入園という一大イベントを経て、一番の悩みのメインになるもの。

それが「お友達関係」でしょう。

公園などでは子どもが困っていればすぐに親が気づける距離にいられたけれど、幼稚園ではそうはいきません。

見えないところで起きるトラブルを、子どもの言葉だけを頼りに解決に導かなくてはなりません。

この事件の難解なこと難解なこと!

この年頃の子どもはまだ自分視点でしか物事を語れません。

そのため、自分を守る術として嘘をついたり、相手の言葉を取り違えることもしばしば…。

そこから起こることといえば、言った言わないなどのトラブルです。

子どもの記憶と、語彙力ではなかなかゴールも見えません。

そんなときには…↓

〈解決法〉

まず答えから言ってしまえば、子ども同士では埒が明かないからといって絶対にやっちゃいけないのが親が出ていくことです!

実はわたしもこれに巻き込まれて大変な目に合ったことがあります。

ある日、子ども同士の言い分が違うトラブルが起きました。

そこで始まったのが親同士の「うちの子が正しい!」論争。

そこにお互いのママ友まで参戦したから事態は悪化。

突然ママ友さんからの「help!」電話を受け取ったわたしはママ友(しかも当事者ではない割って入ったママさん)の愚痴電話に深夜の2時まで付き合わされました…。

次の日眠い目をこすりながら登園すれば、当事者と電話をくれたママさんがわいのわいのと直接対決!急いで先生に間に入って頂き事なきを得ましたが、親同士でやりあっても良いことはひとつもないのです。

子ども同士の園内トラブルの解決法はたったひとつ!

全てを先生にお任せすること!

です。

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その場を見ていなくても、一番傍にいて、お互いの子どもの性格を見抜いた上で対処する、それが先生の仕事なのです。

どちらが悪い、どちらが良い、それことよりも、仲直りしてその先の園生活を楽しく過ごせるように取り計らってくれます。

先生方はプロです。安心してお任せしましょう!

ママ友関係

次に多いのが、なんと子どものトラブルではなく、この大人同士のトラブルと言っても過言ではありません。

2年ないしは3年間、何事もなく平和に過ごせることが一番ですが、そうもいかないのがこの「ママ友」関係。

わたしの場合はありがたいことに、子どもを通して一生ものとも言える「ママ友」でなく「友達」も出来ました。

しかし、お友達関係でお話したように、巻き込み事故に合うことも6年間のうちに1度や2度ではなかったです。

ママ友トラブルは、子ども同士の他愛のない喧嘩から、何故かママさん同士の喧嘩に発展する

同い年の子どもがいることで、お互いを比べ合う成長や進路など、マウントを取り合う

など、年々複雑化しています。

出来れば避けて通りたい、そんなママ友との衝突の対処法を6年の幼稚園経験から考えてみました。

<解決法>

ママ友トラブルの解決法で大切なことをひとつ!

「ママ友」は「ママとしての友達」であり「心を許せる友達」とは別物だと思ってお付き合いする必要がある、ということ。

幼稚園に入ったら「ママ友」を作らなきゃ!なんて意気込む必要はありません。

なぜならママ友はいてもいなくても良いのです。

子どもたちは幼稚園でしっかりと自分の世界を構築し、遊び相手を見つけ、幼稚のことは幼稚園内で終結させてきます。

だから子どもの為に無理にママ友を作る必要はありません。

それよりもママ友が必要なのは自分のためです。

もし情報が必要ならば、連絡を取り合う程度のママ友を。

愚痴やストレス解消の話し相手が欲しいならイベント帰りにお茶が出来る程度のママ友を。

深くお付き合いしたいなら、子どもなしでのランチが出来るママ友を。

長くてもたったの3年間のコミュニティです。

最低限の情報は幼稚園から流れてきますから、安心してくださいね。

ママ友トラブルを避ける良策は「自衛」これに尽きます。

引くときは引く、楽しむときは楽しむ。

無理をせず、自然にふるまっていれば、きっと気楽で楽しい幼稚園ライフを送れることと思います。

幼稚園との相性

最終的に全てはこれなのかもしれません。

担任や園長先生との相性、怪我やトラブルがあったときの対応など、子どもに直接かかわる大事なことです。

先生も人間、我が子も人間。なかなか相性ばっちり!という関係性を築くのは難しいこともあります。

特にそれが公になるのが怪我の案件があったときです。

幼稚園には「ひやりはっと」というものがあります。

読んで字のごとく、現場で「ひやり」「はっ!と」した事例をまとめたもので各園で共有したりするものです。

この「ひやりはっと」は子どもたちの健康や安全を守るために日々保育士たちが書き溜めています。

「ひやろはっと」に載るような怪我や事故に巻き込まれてしまったとき、先生との話し合い、お相手との話し合い、子どものフォローと悩みは尽きません。

そんなときに、保護者はどう対応すれば良いのかを、保育士、保護者両方の目線からまとめてみました。

 

<解決法>

まずは起きた事実をはっきりとさせることです。

先生は「子どもを安全に見守ること」が一番大切な仕事ではありますが、動き回る何十人という子どもたち全員を1秒たりとも見逃さないようなメデューサのような目は持っていません。

しかし、いつ、どこで、何をしているときに、誰と誰がいて、何が起こったのかそして大切なのは、そのあと先生はどう対処したのか、です。

これらを説明出来るような職員配置を布いているはずです。

いえ、本来であれば布いていなければいけません。

周りにいた子どもたち、少し遠くからでも一番に駆け付けた先生、現場の様子などから事実の解明をすることがとても大事になってきます。

ここで「自分の子どもの話だけを信じる」ことはしないように注意しましょう。

子どもの話は先生にそのままお伝えする、そして判断は園に委ねる。

もし園の判断に納得がいかなければクレームという形ではなく、担任、主任、園長との話し合いで解決しましょう。

わたしの知り合いで、園内での怪我が原因で幼稚園と保護者がぶつかり、結果子どもが退園してしまう、という悲しい出来事がありました。

子どもを転園させるのも親の考えひとつですが、もし自分が選んだ園で、子どもがせっかくできた

お友達と卒園まで良い時間を過ごしたいのであれば、クレームは得策ではありません。

きちんと事実を分かるところまで明らかにし、園と共に再発防止に努めるよう協力するのが一番の解決方法です。

まとめ:ひとりで悩みすぎないために…

子どもの世界が広がると同時に、わたしたち親の世界にも否が応なく多少なりとも影響が出てきます。
もし貴方が幼稚園で何か困ったとき、そんなときはひとりで悩んではいけません。

子育ての先輩であるおばあちゃん、保育のプロである先生、ときには解決ではなくただただ話を聞いてくれるママ友、TPOに合わせて話をすることで気持ちが楽になることもあります。

誰にも言えないことなら、ネットを使ってみましょう。

ただ、呟くだけや、返事がなくても掲示板に匿名で書き込むだけ書き込んでみることでもスッとします。

我が子と一対一と思わず、ひとりで抱えず、ぜひ悩みを分かち合ってみてくださいね。

人生で考えたら短い幼稚園生活、少しでも豊かなものになりますように…。

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