「今月も赤字だ・・・。」
「まいったな。」
毎月末の心の声です。
決して無駄遣いしているわけでもないのに、家計が予算内でおさまらない。
いったいなぜ?
子供だってこれからどんどん大きくなってお金だってかかるのに!
なんとかしなくては・・・。
模索するものの解決することもできずに、また同じ月末。
家庭によって手元に入る金額は様々です。
でも高所得だからといってお金に余裕があるかといったら、必ずしもそうではありません。
手元に入るお金が少なくても生活に余裕がある家庭もあります。
そこには、子育てと生活の知恵がたくさんあるのです。
お金がなくても心が豊かに生活ができたら素敵だとは思いませんか?
お金がないと子育てはつらいの?
独身の時は自由に好きなように使うことができたお金。
美味しいものを食べて、好きな洋服を買って。
キラキラしていた独身時代。
結婚しても子供がいないうちは、働いてもいたし多少はお金にも余裕がありました。
毎月貯金だってできていたのに!
出産したとたん、こうも生活が変わってしまうなんて!
「もっときちんと貯金しておけば良かった・・・。」
遅い話です。
「生活が苦しい・・・。」
大きな声では言えないけど、本心です。
いったい何がうまくいかなくなってしまったのでしょうか?
私には子供が2人います。
まず、出産を機に退職し収入が大幅に減ってしまいました。
それに加え、出産費用と赤ちゃんを迎える準備で大きな出費。
この時点では貯金も多少あったし、なんとかまかなえました。
しかし、ここからが怒涛の下り道。
子供が赤ちゃんのうちは食費はかからないけど、オムツやおしりふき等の身の回りの物の出費が毎月のように出るようになりました。
やっぱりオムツ代の出費は大きいです。
2~3年はこの出費が続きます。
出産と同時に進めていたマイホーム計画。
毎月のローンの支払いに追われるようになります。
子供が大きくなりオムツが必要なくなる頃、下の子の出産を迎えます。
下の子の出産準備がきつい状況です。
幼稚園入園で毎月、給食費や雑費がかかってきます。
入学準備の通信教育費がプラスされました。
小学校に入ると学校で使う道具や習い事費が増えました。
あとは、レジャー費や、ママ友とのお付き合い費などの出費もありますよね。
年齢が上がると比例して食費や学業の出費が増えると感じています。
最もお金がかかるのは、やはり子供に対してのお金です。
この中には子供が欲しい物も含まれます。
出費が増える中、私はこの間働いていなかったのでマイナスの項目が増えていくばかりです。
どうする?お金がないけどやりくりする方法とは?
結婚を機に家計簿をつけ始めました。
だけど、毎月マイナスの結果を見てはため息・・・。
でも、
「なんとかなるよ~。」
なんて楽観視していた自分がいます。
家計はマイナスなのに、改善されなきゃ家計簿の意味なんてありません。
それは単なるお小遣い帳です。
子供が大きくなるのに手元に入る収入は出産時期からほとんど変わりがありません。
この状況で今、思うのは「お金がないなら手間をおしむな」ということです。
だたし、無理をしてはいけません。
「気楽に」です。
がむしゃらにやろうとすると、ストレスになり、かえって出費が増えてしまいます!
私の場合赤ちゃんの頃は「布オムツ」を併用していました。
「布オムツ」はくり返し使えるのでとても経済的です。
洗濯もオムツを取り替えた時に汚れを落として重曹を入れたバケツに入れて溜め、翌朝まとめて洗濯機で洗濯します。
オムツはずれにも一役買ってくれます。
衣類に関しては大人も子供も季節で上下4セット。
その他、パーカーなどのはおりものが2枚十分です。
どうしても可愛いものがあると着せたくなるのですが、必要ではないのでいりません。
着なくなった衣類は「何かに変身しないかな?」と日々考えています。
旦那さんのパジャマは子供のズボンに。丈夫な生地は手提げに。靴下はほつれを縫ってはきます。
けっこう味があって好きです。靴も最低限の数だけです。
子供用は運動靴が2足と、長くつ、サンダルが1足ずつです。
どうしても増えてしまうおもちゃ。
気がつけば山のようになり部屋を占領してしまいます。
おもちゃはお気に入りだけをシリーズで集めてきました。
なので、遊びも中途半端にならず小学生にあがっても遊んでいます。
お気に入りなので大事にしています。
あと、欲しいものがあると時はお手伝いをしてお金を貯めてもらいます。
「1スタンプ=10円」。作業の大変さでスタンプを押します。
子ども達も気合と達成感を感じています。
それでもどうしても欲しい場合はお年玉から捻出します。
お手伝いとお年玉ルールは幼稚園生の時からやっています。
おもちゃ代は家計費からほとんど出ることはありません。
食費に関しては、我が家は4人で月40000円の予算です
節約をしたいのですが「食べる楽しみ」を一緒に味わいたいので1万円ほどマイナスになってしまうこともあります。
旬の食べ物や地元でとれた食材を使いたいと思っています。
子供と一緒に家庭菜園も楽しんでいます。
レタスなどちょっと欲しいものを植えています。
これがけっこう助かっています。
嗜好品に関しては無駄のないよう気を付けます。
レジャー費は毎月1万円を積み立てしています。
これは夏休みなどのビックイベント用です。
普段は図書館や市の美術館やイベントでお金のかからない時間を過ごします。
でも、心はとても満たされます。
あと、忘れてはいけないのが
「私のお小遣い」
です。
退職した頃は自分の収入もないのにお小遣いなんてもったらダメと思っていました。
欲しいものがあったら自分の貯金から捻出していました。
ある時、雑誌をみて
「自分のお小遣いを作った方がお金が貯まる」
と!
その時から「自分のお小遣い」を作るようにしました。
今は1万円です。
以前は自分の物を購入するのに後ろめたさがありました。
自分のお小遣いを持つようになってからは、気持ちよく欲しいものが買えるようになりました。
ストレス発散にもなりますね!
母の気持ちとやる気がお金の不安の解消に直結すると感じています。
まとめ
基本的に物を買う時はそれが「必要」か「欲しいもの」なのかで考えています。
「必要」なら買ってよし。
「欲しいもの」ならその為にお金を貯めます。
わかっているのですが、これがなかなかむずかしい。
貯めている間に、けっこう「欲しい」の気持ちが薄れていくことがよくあります。
結局「必要ないもの」だったのです。
一呼吸置くことが大切だと思います。
マイナスの月があっても良いと思います。
そこから試行錯誤しながら自分のやり方をぜひ見つけてくださいね!
少ないお金でも心にゆとりがあれば心豊かな生活が送れるはずです!