すこし前ですが、ある時代小説を読んだことがきっかけで
「空海」=弘大師(744年~835年)に魅了されております。
空海について、さまざまな書物やほんといろいろな関連書類が発行されており
全部を確認するのは不可能に近いと思いますが
今回は、一部でばありますがその「空海」の歴史をしりその偉大さをしり共感し、
今後の自身の生き抜く糧になれば幸いです。
空海は、奈良時代から平安時代になる時代の変わり目に現れ、
中国に渡って密教を授かり、体系化して真言宗を開いた。
そして高野山に真言宗の本山、金剛峯寺を造ったり、
有名な京都の五重塔を造っている。
また、書の達人でもあり、
「弘法筆を選ばず」
「弘法にも筆の誤り」
の2つのコトバは中学生でも知っている。(はずである。)
辞書をつくり、一説によれば「いろは歌」の作者ともいわれている。
その外にも、社会事業分野でも活躍し、日本ではじめて庶民の学校を創り、
日本初の給食を整備するなど、まさしくスーパーマンであった。
私が彼に魅了される理由はたくさんあるが、次の2つが大きい。
魅了その1
情報を伝えるにも土木工事にもすべて人の力に頼るしかなかったそんな時代に、
高野山の開創などの大事業を成功させたことである。
成功の素は、空海がいると自然と人の輪ができ、空海が何かしたいといえば、
周りの人は放っておかなかった人を惹きつけてやまない
人間的な魅力・人としての大きさ・雰囲気をもっていたから、
たくさんの協力者が集まったことがある。
現代に置き換えて考えても、とてつもない大事業を人としての魅力をもって成し遂げた、
そのスケールの大きさに感動した。
魅了その2
「すべての生命はつながって。この宇宙には何一つ価値のないものはない。
価値があるから存在しているのだ。そして、それらの価値はすべてつながっている。」
という意味の言葉を語っている。
身分制が明確で厳しかったこの時代に、
現代に通じる生命の価値を説いているころに偉大さを感じた。
まとめ
空海の生き様は、私にとってまさに「人間的な魅力」でいまの自分には
まったくもって持ち得ないものです。
しかしながら、なにもしなければ、またなにも知らなければいまの自分で満足?していた
のかもしれません。
魅力的な人間にすこしでもなれるよう、
何事も諦めない、
そして自分も他人も大切にする心を養っていけたら、
空海にチョットだけ(数ミクロンかな??)近づけるかもしれませんね。